川﨑会長あいさつ

川﨑康寛

令和6年5月、貝塚市医師会第17代会長に就任いたしました川﨑康寛です。
　令和2年春から始まった新型コロナウイルス感染症の流行に際して、貝塚市医師会会員はワクチン接種や発熱外来、コロナ病棟管理などそれぞれの場所でコロナウイルスと対峙してきました。ここに来て流行はようやく落ち着いたように見えますが、完全に収束したわけではなくまだ油断はできません。またこのような非常時への対応として、南海トラフ地震を初めとする大災害時の医療体制についても整備を進めねばなりません。
　一方で、非常時以上に平時の医療体制の整備も大切です。医師会は地域医療を守るため行政、各種団体、基幹病院との連携を深めるべく活動しています。少子高齢化が進む中、市内の各医療機関は子どもの健康を守り、生活習慣病に立ち向かい、高齢化によって増加する医療需要に対応しています。これは各医療機関の中においてだけでなく、園医や校医、各種予防接種や各種検診事業への協力及び出務、貝塚市立休日急患診療所や岸和田にある泉州北部小児初期救急広域センターへの出務、在宅医療の推進、介護保険審査会への参加、地域医療計画への参画などというような活動となっています。
今後とも貝塚市民の健康保持のために活動して参りますので、よろしくお願い致します。